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先輩がつきっきりで教えてくれる2週間!内装仕上げの技術研修に密着!

▽研修の様子を動画で見たい方はこちら▽

「就職」

学校を卒業して初めての社会人生活。

アルバイトの経験がある人も、ない人も、学問の勉強が得意だった人も、それより運動のほうが得意だった人も、皆さんが同じ土俵に立つ時です。

本人の不安もさることながら、実家から離れひとり暮らしで新生活!なんてことになれば、ご両親や先生もさぞ心配されることでしょう。

弊社ショウエイ技建は、東京都板橋区にある内装仕上げ工事の会社で、毎年高校を卒業したばかりの新卒者を数名迎え入れています。

10代で初めて親元を離れる方々も、何人も就職し、社会人として立派に活躍しています。

新卒者の受け入れ実績が豊富な企業に入る、一番のメリットは、
新生活や仕事のサポート体制が手厚いこと
に尽きると思います。

そして私たちは、建設工事会社の中でもとりわけ福利厚生をはじめ、入社直後からの研修や、新生活の支援に力を注いでいます。

今日は、各種サポートの中から「技術研修」について少しお話いたします。

目次

建設業への新卒入社
最も心配されることは「いきなり現場に出されること」

まず建設業への就職と聞いて、ダントツで心配されることは「いきなり現場に出すんですか!?驚」ということ。

社長の竹井いわく、学校を訪問すると必ず先生から言われる一言だったそうです。

いま建設業の社長をやっている経営者の年齢を考えると、ほとんどの人がいきなり現場に放り出されて勝手に育ってきた世代です。(笑)

これは肌感覚ですが、未だ多くの社長がいきなり現場に行かせることにさほど疑問を持っていないように感じます。

全くの、業界未経験者の視点で現場を見てみると、恐らくこのように感じるはずです。

・何も分からず、何もできず、ただ周りは忙しなく動いている(汗)
・自分も何かしたいけれど、全てが初めてで何を聞いたらいいかもわからない(汗)
・先輩に声をかけたいけれど話しかけていいのかわからない… (汗)
・だんだん先が不安になってきた…これは自分にできる仕事なのだろうか…!?(泣)
など。

それもそのはず、現場は工期に追われているため、先輩たちにも余裕がないのです。
自分の持ち場を進めることでいっぱいいっぱいになっている先輩に、丁寧に教えるなどということは困難!

入社直後に、まず安心して学べる「集中研修期間」が必要なのは、そのためなのです。

私たちは2021年に、倉庫の一部を改装し、いくらでも練習も失敗もできる
自社研修施設
を設置しました!

社会人になりたての新入社員は、まずはそこで先輩つきっきりの研修に集中します!

ヘルメットの被り方、道具の名前や持ち方から丁寧に教えていますので、建設業や内装のことを何も知らない状態から安心して、段階を踏んで、仕事に入っていくことができます。

沢山学んで、沢山先輩とお喋りして、沢山失敗して、全部オッケー◎な環境からスタートするから安心です!\(^o^)/

2023年4月の新入社員
技術研修に密着しました!(初日)

ベテランはそうカンタンに未経験者の目線に立てない…

それでは、今年の技術研修の様子をレポートしていきましょう!

今年のプログラムは、先輩たちが自ら考えて組み立ててくれた内容です。

実はここにも重要なことが隠されています。
ベテランが自分たちで考えることで、

「あ、そうか!腰袋(腰につけて道具を持ち歩くための必須アイテム)の付け方もわからないかも」
「ボードを切る台から、その組み立て方から見せてあげないと…そりゃあわからないよなぁ…!」

という調子で、「未経験者の目線から見える世界」に気付くことができるのです。

聞いたところによると、最初は全く異なるプログラムを考えていたようで、その難易度がいきなり高すぎて社長に指摘されたとのこと。(笑)

きっと、それくらい熟練者が初心者目線に立ち返ることは、カンタンではないのでしょう。

しかしこの研修を通して、先輩たち自身が、
日頃当たり前のようにやっていることは徐々に身につけていったスキルだった!
ということを思い出し、いざ新入社員が現場に出た時にも接し方が180度変わるはずです。

なんと、新入社員のための研修は、先輩たちの学びの場でもあるのですね。

自己紹介と準備運動からスタート!

一番最初に、自己紹介から。
研修を受け持つのが初めての先輩たち。話し始めると意外にも、先輩のほうが緊張してしまっている雰囲気もありました。(笑)

それぞれが、どんなことを大切にしてこの2週間の時間を共に過ごしたいと思っているか、伝えます。

その後は、準備運動!
私たちが数多く手掛ける、比較的大きなプロジェクトの現場では、毎朝朝礼や準備運動があります。しっかり体を温めて、眠たい目を覚ましたり、ケガをしないように予防します!

練習スペースをつくって、加工台を組み立てよう!

その後は、練習場所の確保のために、少し荷物を移動して床にシートを敷くいわゆる「養生」をします。

道具や荷物の移動も、大きな物は2人〜数人で運びますが、そのとき進行方向が見える人と見えない人(後ろ向きになる)がいますね。

前が見える人は、相手に声をかけ、
「角に気を付けて」
「手を挟まないようにね」
と、危険を先回りして教えてあげる役割があります。

これも現場ではよくあるシーン。段差があるときなどは特に注意します。
本当にちょっとした荷物運びでさえ、学ぶことがあるなんて…!素晴らしいですね!!

また、「養生」も新築の現場では非常に大切なプロセスです。(新築に限らずですが)
新築ということは、最後引き渡したときにはお客さまにとっての「新品」ということです。

建物の全てが「新品」である以上、工事中も傷をつけることがあってはならないのです!

床も新品…ということは、物や材料を置くときにはシートを敷いて、その上に置く。
作業中にあらゆる物を守るために、養生は欠かせません!

その後に、石膏ボードを加工するための台を組立てます。

石膏ボードを持って運んでみよう!

続いては、石膏ボードの持ち方を教わります。

ボード工事は加工して貼るだけでなく、その前に「搬入」という作業が必ずあります。

現場に届いた材料を、使う場所まで移動する作業です。

積み上がって置いてあるときの取り方、持ち方。

立てかけてある時の持ち方。

そして、できるだけ負担がかからないようなカラダの使い方など!

ボードを持つだけでも、こんなに知っておくことがあるんですね!

立てかけてあるものを持つ時には、上下にくるボードの角をぶつけないように注意します。私たちにとって、石膏ボードは材料ではありません。

そのままお客さまに納品する「商品」になるわけですから、角がつぶれてしまったボードをそのまま貼ることはできないのです。

竹井社長がよくいう「商品を大切に扱う」というのは、このような意味なのです。(^^)

道具を身に付けて、フル装備してみよう!

ここまで準備が整ったら、様々な工具を身に付けてフル装備をしてみます!

腰袋を付けて、ヘルメットにライトや鉛筆を取り付け、被ってみます。

ヘルメットは、正しく被っていないといざという時に自分の身を守れません。首紐がゆるいと、現場の監督さんから指摘されてしまうこともあるので、適切な長さに調整します。

ボードをカットしてみよう!

続いてはスケールと定規を取り出して200mmの長さでボードをカットしてみます。

基本的に長さは「mm」で表現するので、200mm=20cmです。

スケールで測って→印を付けたら→定規を当てて→カッターでラインを引いていきます。

カッターでキレイな線を引くコツ、そのライン通りに折るコツがあります。

カットしたら、断面にヤスリをかけて、面取りという断面の角を除去する工程があります。

ただ切って終わりではなく、面取りをする理由は、
最後にクロス屋さんや塗装屋さんが仕上げをする際に、ボードとボードの繋ぎ目がわからないようにするためです。

例えば塗装は、ペンキを塗る前にホードとホードの繋ぎ目にパテを塗って凹凸をキレイに無くします。

面取りされていないと、そのパテが塗れない(キレイに塗布できない)のです。

細かな作業にもこういった「欠かせない理由」があるのです!

技術研修の最終日!
さぁ、どのように成長できたのか!

壁や天井が出来上がっていた!

最終日に研修所を訪れると、各々の画台は壁と天井がすでに出来上がっている状態でした。

この日は壁の角をしっかり出すための「L型コーナー」の接着に挑戦中。

なかなかちょうどいい分量で接着剤を塗布するのが難しそうです。

付け過ぎるとコーナーからはみ出してしまい、除去するのに時間がかかります。

逆に少なすぎるとピチッと端まで密着しない。

この接着剤は乾かすと強度が増すため、接着のタイミングも考慮します。

練習しているだけあって、何も聞かなくても自分で動いてL型コーナーをカットしたり、ハサミを入れる位置がズレたらやり直していたり…施工の精度も身に付いているようでした!!

「ハサミを入れる位置がズレてしまったのでやり直します」という池上さん。

内装仕上げ工事の技術研修を受けた感想は!?

児玉さん

「最初はできるかどうか不安もあって、ボードを切ることも上手くできなかったのですが、最終日までやって来て一通りできるようになって嬉しいです!ビス打ちの作業が、まだ上手くはできないですが楽しかったです♪

先輩とはこの後の現場も一緒なので、研修で交流が深まって、今後も頼ってしまうと思いますがもっとコミュニケーション深められたら嬉しいです。」

池上さん

「高校は建築科でしたが、内装のこの仕事は習わなかったので、この実技の研修で基本が身に付いて少し楽しさを覚えられたかなと思います。ボード切るのも、上手くいったときは「よし!」って思いました!

もしこの研修無しで現場に行っていたら…、きっと付いて行けずに棒立ちのまま何もできなかったと思います。先輩は話も僕たちに合わせてくれたり、仲良くしてくださっています。」

指導側の先輩たちの感想は!?

檜垣さん

「一人ひとり考え方も感じ方も違うので、その人に合った教え方を研修しながら見つけていきました。あ、こういう伝え方のほうが理解しやすいんだなぁ、と。

現場さながらの状況がこの研修所にはあると思います。

教えていることが少しずつできるようになっている、成長していく様子を隣で見ていて、本当に自分のことのように嬉しくなりましたね。」

内田さん

「面白かったです。教えていて、ちょっとずつ理解してくれているのがわかるんです。

初めてやる仕事で、時間とともに人間関係ができていって、仕事以外の話も弾むようになって、日を増すごとに自分も伝えやすくなっている感覚がありました。

それに応えてくれる姿を見て、純粋に楽しいな〜(嬉)と思いました。

彼らは今後知らない人ばかりの現場に行くわけですが、この研修によって「仕事以外の不安」を全て取り払った状態でスタートできるというのはかなり大きいと思います!」

集中研修の大きな副産物!先輩と一気に仲良くなれちゃう

この集中研修の非常に優れている点は、なにより!

先輩と仲良くなれちゃうことです!

知らない人しかいない会社に飛び込んできて、最初のうちはその場に居るだけでも心臓がドキドキバクバクするほど緊張する、という人もいるでしょう。アルバイト未経験者であれば尚更、萎縮してしまうこともあるかもしれません。

その緊張を解きほぐすには、とにかく心を開ける仲間をつくることです。

しかし、本番の生の現場では、ほとんどが仕事の会話、業務上のコミュニケーション。先輩の人柄が少しずつ見えてくるまでに、必要以上に時間を要してしまいます。

ですが、ショウエイ技建の集中研修では、少なくとも最初の2週間は毎日同じ先輩と時間を過ごし、優しく仕事を教えてくれて、リラックスして休憩中も会話が弾みます。

最初の1日目から、きっと!その緊張がほぐれていくはずです。

先輩たちには地方出身者も多いので、新生活の楽しさも、心細さも、仕事を覚えるまでの道のりも、分かち合えることでしょう。

毎月お仕事体験会を開催!
これから就職先を考える高校生や、親御さん、先生方へ

ここまでご覧くださり、ショウエイ技建の仕事に興味を持ってくださった学生のみなさん!
令和5年7月から毎月1回、研修施設にてお仕事体験会を開催したいと考えております。

✓就職先として興味はあるけれど…、実際に見てみないとわからないなぁ…
✓本当に自分にできるのか不安…

という方は、ぜひお仕事体験会にお起しください!

交通費は全額弊社で負担しますので、ぜひお気軽にお申し込みください!(参加者1名でも開催します!)

※日程はお問い合わせいただくか、HPにて告知いたします。

※学生の方々は、学校の先生に相談してみてください。

ショウエイ技建内装職人募集

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