内装会社の新入社員向け「社会人研修!」高卒新卒で建設業に入った2人の若き職人に期待!
東京都板橋区にある内装仕上げ工事(軽鉄工事・ボード貼り工事)を手掛けるショウエイ技建です。
ショウエイ技建は現在約30名の社員とともに、建設業界の未来へ向けて未経験の方々を積極的に採用しています!
春はフレッシュな新入社員を迎える季節です。
ショウエイ技建にも新たに2名の若き新入社員を迎えることになり、愛溢れる竹井社長のワクワクが止まりません!(笑)
そして新入社員が入社直後に衝撃を受ける…
社会人研修を実施!
なかなか学校では学べない、
・仕事をする、というのは、どういうことなのか
・ホウレンソウ(報告・連絡・相談)は、どうして大切なの?
・「コミュニケーション」ってよく言うけれど、何が大事?どうすればいいの?
さらに。弊社の社会人研修の面白いところはココ!
マジメにお金のことにも向き合います。
「お給料」と「手取り額」は違います。
なんで手取り額は少なくなるの?
色々引かれるものって、なんだろう?
ということも学んでいきます!
▽ぜひ動画で、講義の様子や、臨場感を見てみてください!▽
1日がかりの研修で、本人たちは、ぐったりだったかもしれませんが(笑)
とっても大切なお話。
少しだけ、どんな研修だったのかレポートいたします!それでは見ていきましょう!
目次
高卒で建設業に入社!新入社員の社会人研修とは!
【1】まずは自己紹介!みんなは学生時代何をやっていたの?
さぁ、社会人人生の始まりです!
これから“同期”として苦楽を共にしていくことになるお二人に、それぞれ自己紹介をしてもらうところからスタートとなりました。
トップバッターはKさん。
自己紹介では部活で剣道と弓道をやっていたことを教えてくれました。ちなみに剣道は2段とのことでまさに「剣士」ですね。
続いてIさん。
Iさんは野球をずっとやっていたとのことで、「野球を通じて礼儀と大きな声を出すことを学びました!」と言います。
礼儀と、聞き取りやすくハキハキ話すことは社会人としてとても大事なことですので、
「掴みはOK!」
ではないでしょうか!!
前途有望なお二人に明るい未来が見えます!
「チーム」を学ぶ
最初の講義では社会人として、そして組織の一員として働くことがどのようなことかゲームなどを通じて学びました。
「宇宙船が月で不時着しました。300km離れた母船と落ち合うために、300kmの旅をしないといけない。
全員が生きて辿り着くためには持ち物として何が必要?」というお題が出され、あれこれ考えます。
このゲームでは、対話をしながら知恵を出し合うことによって一番合理的な最適解(コンセンサス)をみつけることができる!ということを学ぶのです。
そう、組織で働くということは、まさにチームプレイ。
「ショウエイ技建に入ったら周囲の人と積極的に対話をして、豊かな人間関係をつくっていってほしい」。
そんな竹井社長の親心ともいえる想いが詰まった最初の講義でした。
高卒で建設業に入社!新入社員の社会人研修とは!
【2】ショウエイ技建をあらためて知ろう。そして、人に伝えよう!
続いてはちょっとユニークな講義です。
それぞれに付箋が配られ、
「ショウエイ技建について知っていることを、ここに書いていきましょう。スマホで調べてもいいです」
とのことで、ショウエイ技建サーチがスタート!
入社を決めたお二人がどれくらいショウエイ技建を知っているのか、きっと面接を申し込む際には、何か気に入ったことがあったはず。
最後には自社のことを人に紹介するという目的のもとに、それぞれが調べたことを付箋に書き込んで壁にペタペタ貼っていきます。
「最低5枚は書く」ということでしたが、10枚20枚と、壁一面にペタペタと貼られていっています。
このブログをお読みになっている方であれば、ショウエイ技建が情報発信に力を入れていることをご存知かと思いますが、それがこうやって入社を決めるきっかけになっているのであれば、こんなに嬉しいことはありません。(特に広報担当の私としては感無量です!良かったー!)
書き出されたものの中で多かった内容は、教育体制の手厚さや、給与のこと。
お二人とも、しっかりと社会人としての未来を見ています。
自分で選んだ会社なので、これから良いところを沢山知ってもらい、どんどん人に自慢してほしいところです!そのために会社も頑張ります!
高卒で建設業に入社!新入社員の社会人研修とは!
【3】ドキドキの初任給をもらう前にお金のことを知ろう!
午後一番の講義は、知っているようで知らないお金の話です!
講師はバリバリの現役のファイナンシャルプランナーの方に変わります。
「お金の話も新入社員研修でやるの?」って思いますよね。でも、その辺が竹井社長の優しさと、正直さの表れではないかと感じます。
社員には、しっかり世の中の仕組み、会社の仕組みを知ってもらいたい。
加えて、よく社長が言っているのは
「地方から出てくる社員にとっては初めての一人暮らし。入社後2年くらい掛けて、社会人としての基礎を身に付けてほしい」
ということ。
そのために、2年間の家賃補助もしています。
将来お金のことで困ってほしくないという想いが込められた研修プログラムなのです!
給与が額面と手取り、違うのはなんで?
まずは給与の話からスタート。
額面と手取りの違い、税金や社会保険料などの差し引かれる金額のことなど、意外と誰からも教わらない社会の仕組みを一通り学びます。
そして、そこから一歩踏み込んで「消費」「浪費」「投資」の話。
それぞれがどのような意味を持つ言葉なのか確認します。
将来を見据えて、お金との付き合い方をしっかりと考え、自己管理することの大切さをなんと入社直後に学ぶことができます。
興味深かったのは、引退したメジャーリーガーの半数近くが自己破産している話や、宝くじを当てた人のほとんどが数年以内にすべてを使い切り、さらに自己破産する割合も高いという話。お金を持ったがゆえの恐ろしさに関する話ですよね。
メジャーリーガーほどの年収は…社員が夢を持てるよう会社も絶えず奮闘中ですが…(汗)
これから毎月お給料を受け取るわけですから、お金の持つ意味や重要性をしっかりと噛みしめて、お金と上手にお付き合いしていくことをまずは知ってもらいました。
まずは初任給を受け取って色々と感じてください!
高卒で建設業に入社!新入社員の社会人研修とは!
【4】身だしなみって大事。どうして?
ここから講義は身だしなみの話になります。
服装がビシっとキマっている、非常に信頼感を感じられる「ビジネスファッションコンサルタント」の女性講師です。
午後の眠かった目がぱっちりと開いた…かもしれません!
建設業の新入社員研修で、身だしなみの話までするというのは、あまり聞かないかも知れません。が、しかし、ここも会社が大切にしていることの一つ。
集団で動くというのは、そういうことも意識します。一人の行動が「全員、全社の印象」を創り出すからです。
人は見た目が9割というように、見た目の印象一つで商談が成功に近づくこともあるので、外見を整えることで、チャンスを掴める可能性だってあるのです。
講義では、スポーツチームのユニフォームの意味の話から始まり、役者を例にとって役ごとに外見を変えたときの、それぞれの印象について意見を出し合いました。
そして、二人の似合う服装を分析。
プライベートでも役に立ちそうな講義内容です。
「寝癖はダメだよ」「靴はいつも清潔にね」など、あらためて言われてハッとしたのではないでしょうか。
「一人の大人としても、かっこいい男になってくれ!」そんな竹井社長の激励が聞こえてきそうです(笑)。
高卒で建設業に入社!新入社員の社会人研修とは!
【5】コミュ力ってなぁに?
研修もそろそろ大詰め。講師も再び変わり、コミュニケーションについての学びになります。学びといっても座学が続いていたので少しワークを入れることに。
何をやるか……それはキャッチボールです!
数回ずつキャッチボールをしてもらいましたが、野球経験者もいて、妙に緊張感のあるキャッチボールに…!(笑)
5回ずつ、と最初に言われていましたが、気付けばとっくにオーバーしている二人。いつの間にかヒートアップしてしまいました。
さて、キャッチボールを終えて考察に移りますが、なんとキャッチボール一つでもこんなに色々なことがわかるのかと思うほど学びが詰まっていました!
まず、相手が落とさないように投げたかという振り返り。
相手が落とさないように、つまり受け取りやすいように投げることがコミュニケーションだということです。
野球の投げ方のように上から投げてしまうとどうしても球足が早くなり、受け取りにくい。
会話はキャッチボールと言いますが、なるほど、投げたいように投げていてはダメなんですね!!
このように、自分のとった行動と、相手がどうなるか、を紐づけて考えることによって、より一層物事に対して深い洞察が得られたのではないかと思います!
高卒で建設業に入社!新入社員の社会人研修とは!
【6】今や常識?ハラスメントの知識とメンタルヘルス問題
いよいよ最終講義です。あとひと頑張りです!
最後のテーマは、「ハラスメント」。
今の時代、経営者だけではなく社員もハラスメントについての正しい知識を持つことは必須になっています。
ハラスメントの怖いところは、被害者になることよりも、正しい知識がないことによって気付かぬうちに加害者になってしまうことにあります。
そうならないためにも、「これはNG」という言動を理解していることが大事です。
建設業は、高所作業など危険が伴う作業もあります。
絶対に安全第一で仕事をしますが、仲間の危険な行動は先輩が目を配り、時には大きい声で注意することもあるでしょう。
現場では機械音や騒音で、普通の声のボリュームでは届かないという理由もあります。
まずそのような仕事であるということを知る。
さらに、これからの建設業は「建設業だからこれは許される」ということを極力排除し、他業種と同様の価値観が適用される業界になっていくべき!ということを学びます。
ショウエイ技建としても、今まさに自己変革の真っ只中であり、これから入社する二人には今の時代に当たり前とされる常識と良識を身につけて欲しいという想いがあります。
高卒で建設業に入社!新入社員の社会人研修とは!
【7】「疲れたけれど気付きを得られた!」―研修を終えて思うこととは?
長い長い1日が終わりました!
入社初日にここまで濃密な研修を受けて、お二人はすっかり疲れ切った様子ですが、すかさず今日の感想をお聞きしました!(疲れているところ、コメントありがとうございました!)
Kさん
「社会人として大切なことを学ぶことができました。どれも学校では学んでこなかったことばかりだったので、貴重な体験でした。
特にコミュニケーションの取り方、キャッチボールのワークは印象に残っています。相手あってのコミュニケーシだということを知ることができて良かったです。」
Iさん
「正直かなり疲れました(笑)。でも、お互いのことやショウエイ技建のことを深く知ることができて良かったです。一番印象に残ったのは、ショウエイ技建について知っていることを付箋に書いて人に紹介するワークです。改めてこういう会社なんだなって知ることができました。明日からが楽しみです。」
・・・
今日の学びはショウエイ技建の一員としてだけではなく、社会人としてもこれから役に立つことばかりなので、ぜひこれから毎日の業務の中で実践していって欲しいですね。今日はお疲れ様でした!明日から共に頑張りましょう!
【親御さんや先生方へ】
弊社では、新卒者の入社後、必ずこのような社会人研修、さらには技術研修を実施しています。
研修期間は、現場には行かず、研修に集中します。
いきなり現場に出て、何もかも見て覚えるという、建設業の古い慣習から脱却し、私たちから業界のイメージを変えていくんだ!という強い意志で、自社倉庫内に研修所も設けました。
技術研修の様子も撮影しておりますので後日そちらもぜひご覧ください!
進路を検討する際には会社見学も行っておりますので、就職に関するご質問は気兼ねなくご連絡いただけますと幸いです。