建設業への就職を志す方必見!職人になるなら知っておきたい業界のコト
建設業への就職を志してはいるものの、詳しい業種や職業、待遇までを吟味して会社を決める方は、この業界には決して多くありません。
今回の記事では、「漠然と建設業への就職」を志している方が、自分に合った会社、より自分を大事にしてくれる会社を選ぶことができるよう、知っておきたい点をまとめてみました。
自身の進路の参考に是非ご一読ください。
目次
- 1 建設業への就職を志す方必見!職人になるなら知っておきたい業界のコト【1】
- 2 建設業への就職を志す方必見!職人になるなら知っておきたい業界のコト【2】
- 3 建設業への就職を志す方必見!職人になるなら知っておきたい業界のコト【3】
- 3.1 ■建設業の職種、29種を一挙ご紹介!
- 3.1.1 土木一式工事業
- 3.1.2 建築一式工事事業
- 3.1.3 大工工事業
- 3.1.4 左官工事業
- 3.1.5 とび・土木・コンクリート工事業
- 3.1.6 石工事業
- 3.1.7 屋根工事業
- 3.1.8 電気工事業
- 3.1.9 管工事業
- 3.1.10 タイル・れんが・ブロック工事業
- 3.1.11 鋼構造物工事業
- 3.1.12 鉄筋工事業
- 3.1.13 舗装工事業
- 3.1.14 しゅんせつ工事業
- 3.1.15 板金工事業
- 3.1.16 ガラス工事業
- 3.1.17 塗装工事業
- 3.1.18 防水工事業
- 3.1.19 内装仕上工事業
- 3.1.20 機械機器設置工事業
- 3.1.21 熱絶縁工事業
- 3.1.22 電気通信工事業
- 3.1.23 造園工事業
- 3.1.24 さく井工事業
- 3.1.25 建具工事業
- 3.1.26 水道施設工事業
- 3.1.27 消防施設工事業
- 3.1.28 清掃施設工事業
- 3.1.29 解体工事業
- 3.1 ■建設業の職種、29種を一挙ご紹介!
- 4 建設業への就職を志す方必見!職人になるなら知っておきたい業界のコト【4】
- 5 建設業への就職を志す方必見!職人になるなら知っておきたい業界のコト【5】
- 6 建設業への就職を志す方必見!職人になるなら知っておきたい業界のコト【6】
建設業への就職を志す方必見!職人になるなら知っておきたい業界のコト【1】
■そもそも建設業の構造はどうなってるの?
ひとつの高層マンション、商業施設や戸建てが建つまでには、いろんな業種の方が一同に介して工事を進めていきます。
しかし実は一般の方にはあまり知られていないその仕組み。
まず、以下でおおまかな流れを一緒に確認していきましょう。
大型商業施設やマンション、ビルなど大きな建築物は原則として「不動産デベロッパー」が土地を調査。
その土地にどんな建物を建てるべきかを計画するところから工事が始まります。
構想が出来上がったら、その計画書を「ゼネコン」へ発注。
直接建設業に携わらない方でも耳にすることの多いゼネコンとは、「 General Conductor(総合請負人)」の略称。
簡単に、「大掛かりな工事全体のプロジェクトを管轄する会社」と、捉えていただいても差し支えありません。
ゼネコンは、工事全体にかかる「作業計画」や「工事費用」、「品質管理」から現場の「安全管理」までを担い、構想に輪郭を帯びさせていく役割を持っています。
その後、工事全体の施工計画や工程に応じて、ゼネコンから各専門職種の会社へ依頼をかけ、工事が進んでいくのです。
「戸建て住宅」を建設する場合は工事の大元がゼネコンではなく「ハウスメーカー」や「工務店」、「設計事務所」であることが多いです。
役割はゼネコンとほぼ同じだと思ってください。
ハウスメーカーはお客さまの営業窓口であり、戸建て住宅の建築設計や、それを形作る専門工事会社への発注、工事プロセスの管理を取りまとめる会社です。
よく住宅のシリーズものをCMなどで見かけることがあると思いますが、ハウスメーカーは一軒一軒ゼロから造るというよりは商品ラインナップを揃えて、お客さまに合わせてカスタマイズしていくといったイメージです。
一方で、工務店や設計事務所で建てる住宅は、ハウスメーカーと比べると、地域密着型でオリジナル性溢れたデザインであることが特徴です。
よく耳にする「注文住宅」というサービスです。
「ゼネコン」「ハウスメーカー」「工務店」はそれぞれ計画する建物の規模こそ違いますが、いずれも自社で工事(実際の作業)を行うことが少ないことがポイントです。
職人さんを自社で抱えて工事まで自社完結、という会社は希少です。
建物を建てるには、あらゆる専門職種の人が大勢関わるため、その全体の管理を担う会社が必要になるのです。
建設業への就職を志す方必見!職人になるなら知っておきたい業界のコト【2】
■専門工事会社の中はどうなってる?「管理職」と「技術職」の違い
次に、実際に現場で工事を行う専門工事会社にスポットをあてていきましょう。
建設業にはショウエイ技建のような内装工事を行う会社もありますが、それ以前の重要な工事、鉄筋や鉄骨を扱う職種、足場、大工、コンクリートを流す専門職種、など様々あります。
いずれの職種にしても、職人として経験を積んだ先には「管理職」と「技術職」、2つのキャリアから自分の適性を見極め、ステップアップしていくことになります。
「管理職」とは名前の通り、その現場を管理するディレクターのような存在です。
各専門工事会社の中でも、作業にあたる職人の安全を自社で管理し、計画に沿って工事を納期までに間に合わせる管理が必要です。
現場全体を俯瞰し、安全性に配慮した上で工事を進めていく必要があるため、視野の広さと幅広い知識、そして一緒に動く職人への配慮や指導が求められるポジションです。
自社が受注した「A現場」があるとすれば、A現場全体を管理する役割の人(施工管理者)もいれば、A現場に入る職人チームのリーダーとして工事のスピードや品質を管理する役割の人(職長)もいます。
ここまでお話すると、建設業がいかに分業制か、そしてどれだけ多くの人が関わって建物が造られているかが少しおわかりいただけるのではないでしょうか。
そして、管理職をディレクターとするなら技術職はプレイヤーです。
技術職は施工の技術を切磋琢磨していく、真の意味で「職人」と呼ばれる存在のことを指します。
管理職と技術職で「どちらが偉い」などの評価基準はありません。
工事を完遂させるためにはどちらも欠かせない存在です。
特にショウエイ技建ではそのような個々の尊重を重視しています。
建設業はチームで動く仕事のため、お互いを尊重し合うことができなければそもそも楽しく生き生きと仕事ができませんし、いい仕事を納めることができないとわかっているからです。
チームとしてプロジェクトを成功に導く管理職と、どこまでも己の腕を磨く技術職、やりがいを感じられる進路を自分自身で見定めることが重要です。
その後の人生に大きく影響する選択ですので、会社は社員や職人に対してそういったチャレンジを提供すること、そして親身になって一緒に歩んでいくことが大切なのです。
建設業への就職を志す方必見!職人になるなら知っておきたい業界のコト【3】
■建設業の職種、29種を一挙ご紹介!
ここまでは、おおまかな建設業の仕組みについてご説明してきました。
ここからはさらに細かく、様々な業種をみていきましょう。
建設業法上で区分されている業種は「29種類」、そのひとつひとつを解説していきます!
土木一式工事業
“総合的な企画、指導、調整を行い、複数の専門工事を組み合わせ、土木工作物を建設する工事一式”を指します。
新規工事だけでなく補修、改造、解体も工事の対象。
たとえば橋梁工事やダム工事、トンネル工事、湾岸工事なども土木一式工事業請け負う仕事です
建築一式工事事業
“建築物を建設する工事一式”を指す事業全般を指します。
増改築や改修工事など、建築確認を必要とする工事も建築一式工事事業の対象にあたります。
大工工事業
木材の加工、工作物を築造したり、工作物に木製設備を取り付ける工事を指します。
具体的には柱や壁、仕上げの床材や天井材、建具、棚などを取り付ける工事を対象とします。そこに加え、RC造の建築物、コンクリートを流し込むための「木製の枠型」を作る型枠工事も行います。
左官工事業
左官工事とは、建物の外壁や内壁にモルタルやプラスター、壁土、繊維、漆喰などをコテ塗りや吹き付け、貼り付ける工事の総称です。
コンクリートの土間打ち工事やモルタルの防水工事も左官工事の仕事になります。
とび・土木・コンクリート工事業
とび・土木・コンクリート工事はひとつにまとまった事業に区分されていますが、下記の5つの工事を担当します。順番に見ていきましょう。
1.鉄骨などを用いる仮設足場を組み立て、重量物のクレーンなどによる運搬、配置。
2.杭打ちや杭ぬきを行う工事。
3.土砂などの掘削、盛り上げ、締固め等を行う工事。
4.コンクリートによる工作物を造築する工事。
5.準備的な工事や基礎的な工事。
石工事業
石材やコンクリートブロックを加工、積み上げて工作物を築造したり、工作物に石材などを取り付ける工事を指します。
屋根工事業
瓦、スレート、金属薄板などを用い、屋根を葺き替える工事です。
最近では屋根一体型の太陽光パネルを設置する工事も屋根工事に含まれます。(太陽光発電システムの設置工事は電気工事の担当)
電気工事業
発電設備、変電設備、送配電設備、構内電気設備等を設置する工事です。
照明設備工事や電車線工事、信号機設備工事、ネオン装置工事も電気工事業に含まれます。
管工事業
冷暖房や冷凍冷蔵、空気調和、給排水、衛生などのための設備の設置工事全般を指します。
水や油、ガス、水蒸気などを配送するために配管は欠かせません。
タイル・れんが・ブロック工事業
タイルやれんが、コンクリートブロックを用いて工作物を築造するほか、取り付け、張り付けまでを行ういます。
鋼構造物工事業
形鋼や鋼板などの鋼材の加工や組み立てを行い、工作物を築造する工事です。
鉄骨の製作から加工、組み立てまでの一連の工程を請け負います。
鉄筋工事業
鋼材の加工、接合、組み立てを行う工事です。
鉄鉄筋の配筋と組み立てを行う鉄筋加工組み立て工事と、配筋された鉄筋を接合する鉄筋継手工事の二つの工事から成り立っていることも抑えておきましょう。
舗装工事業
道路などの地盤面をアスファルトやコンクリート、砂、砂利、砕石などで舗装する工事です。
アルファルと舗装工事やコンクリート舗装工事、ブロック舗装工事、露盤築造工事が舗装工事業に含まれます。
しゅんせつ工事業
河川や湾岸などの水底の土砂を“すくいとる”工事です。
しゅんせつ船と呼ばれる船を用いて、海底の土を取り除くことは、船を安全に運行できることを目的としています。
板金工事業
金属薄板などを加工して工作物に取り付けたり、金属製などの付属物を工作物に取り付ける工事です。現場は建築物の内外装を問いません。
外壁へカラー鉄板を張りつけることもあれば、たとえば天井へステンレスを貼り付ける工事なども指します。
ガラス工事業
ガラスを加工、工作物に取り付ける工事です。細かくは、「ガラス加工取り付け工事」と呼ばれます。
板ガラスの加工や取り付け、ガラスブロックの取り付け、窓ガラスに貼り付けるポリエステル素材であるガラスフィルムを取り扱うガラスフィルム工事がガラス工事業に含まれます。
塗装工事業
塗装工事は塗料、塗材等を工作物に吹き付け、塗り付け、または貼り付ける工事です。
塗装だけでなく、塗装面の研磨や剥離を行うブラスト工事や、下地調整工事も塗装工事に含まれます。
防水工事業
防水工事は、アスファルトやモルタル、シーリング材などを用いて、屋上やバルコニーなどに防水施工を行う工事です。
アスファルト防水工事やモルタル防水工事、シーリング工事、塗膜防水工事、シート防水工事、注入防水工事が防水工事に含まれます。
内装仕上工事業
内装仕上工事は木材、石膏ボード、吸音板、壁紙、たたみ、ビニール床タイル、カーペット、ふすまなどを用いて建築物の内装仕上げを行う工事の一部です。
家具工事も含まれ、家具の取り付けを行ったり、現場で材料の加工や組み立てをして取り付ける工事も指します。
私たちショウエイ技建が手掛けるのはこの内装仕上工事です。
軽鉄と呼ばれる、内装をデザインする際の骨組みを造作し組み立てたり、その上に石膏ボードを貼り付けることで最終段階のクロス貼りや塗装ができる状態まで仕上げる工事を行います。
機械機器設置工事業
機械器具設置工事とは、機械器具の組み立てなどを行って工作物を建設する工事や、工作物に機械機器を取り付ける工事です。
機械機器設置工事は広く全ての機械機器類の設置に関する工事が含まれるため、機械器具の種類によっては、電気工事、管工事、電気通信工事、消防施設工事と重複するものがあります。
熱絶縁工事業
熱絶縁工事は、工作物または工作物の設備に熱が通らないように熱絶縁をする工事です。
熱絶縁工事として、冷暖房設備、冷凍冷蔵設備、動力設備、燃料工業や化学工業の設備を対象にしています。
住宅の建築工事でも行われているウレタン吹付断熱工事も熱絶縁工事業に含まれます。
電気通信工事業
電気通信工事とは、有線電気通信設備や無線電気通信設備、ネットワーク設備、情報設備、放送機械設備などの電気通信設備を設置する工事です。
造園工事業
造園工事は整地、樹木の植栽、景石の据付けなどにより提案、公園、緑地などの苑地を築造し、道路、建築物の屋上などを緑化し、または植生を復元する工事です。
庭園周りだけでなく、花壇や噴水、休憩施設、便益施設などを設置する公園設備工事や広場工事、緑道や散歩道を整備する園路工事、水景工事も造園工事業に含まれます。
さく井工事業
さく井工事とは、さく井機械を用いて井戸を掘ったり、石油、天然ガスを掘削したりする工事です。
地震や火山観測のための観測井や地熱発電の熱源である地熱井から算出された熱水を戻すための還元井を掘る還元井もさく井工事に含まれます。
建具工事業
建具工事は、工作物に木製や金属製の建具などを取り付ける工事です。
窓のサッシの取り付けやシャッター、自動ドアの取り付け工事も建具工事に含まれます。
水道施設工事業
水道施設工事は上水道、工業用水道などのための取水、浄水、配水などの設備を造築する工事や公共下水道もしくは流域下水道の処理設備を設置する工事です。
消防施設工事業
消防施設工事は火災警報装置、消化設備、避難設備、もしくは消化活動に必要な設備を設置を設置する工事です。
また、工作物に消化活動に必要な設備を取り付ける工事も含まれます。
清掃施設工事業
清掃施設工事はゴミ処理施設の設置工事や、汲み取り方式により収集されたし尿を処理する施設を建設する工事が対象になります。
解体工事業
解体工事とは、名前の通り工作物を解体する工事です。
内装を解体する専門の会社もあれば、建物全体を取り壊す解体工事を手掛ける会社もあります。
建設業への就職を志す方必見!職人になるなら知っておきたい業界のコト【4】
■どんな職人になる?自分に合った職業の見分け方
一言に建設業と言えど、その職域の広さに驚かれた方も多いのではないでしょうか。
もっと言えばご紹介したのは”業種”。
「職種」で見ればまだまだ選択肢は拡がります。
選択肢が多いことは、それだけ多くの進路の中から自分だけの道を選べることも意味しますが、自分にとってどの業種が合っているのか混乱する可能性もあります。
就職する前に、自分の得意・不得意や、なりたい将来像を描くことが大切です。
たとえば手先が器用なのであれば、内装の仕上げを担当するクロス職人や造作大工など、細かい作業が多い職業が強みを発揮するのに向いているかもしれません。
また、とにかく体力に自信があって早い段階から高収入を目指したいのであれば、高所作業を行うとび職などが向いているかもしれません。
しかし、建設業は何も体力やパワーばかりが求められる仕事だけではないことも覚えておきましょう。
チームワークが得意で、デザインされたものを自分で形にする仕事に興味があれば、ショウエイ技建が手掛ける「軽鉄・ボード工事」は最適です。
壁や天井の骨組みを造り、その上から石膏ボードを正確に貼る軽鉄・ボード工事は内装を彩るための土台です。
住宅からオフィス、学校から駅の構内、様々な店舗に至るまでがショウエイ技建の手掛ける現場です。
『建物の数だけ仕事がある』と言って差し支えのないほど、内装業の大事な役割を担っています。
東京の表参道に店舗を構える高級テナントの内装工事なども携わっています。
通り掛かる人が立ち止まってしまうような、個性的なデザインの内装は、軽鉄で造る骨組みから決して簡単ではありませんが、それだけの達成感がある仕事です。
また、ショウエイ技建はそのようなデザイン性の高い内装工事も非常に得意です。
また、現場ごとにやり方を工夫、自分なりの仕事術を追求できるため“凝り性の方”にも強くオススメができる仕事だと思います。
建設業への就職を志す方必見!職人になるなら知っておきたい業界のコト【5】
■弊社ショウエイ技建は、あなたを1人前の職人に育てることを約束する
ここまで様々な仕事をご紹介してきましたが、どんな建設業の職人も専門技術をしっかり学んで身につけていく必要があることに変わりはありません。
だからこそ、就職の会社選びに慎重にならなくてはならないのです。
と言うのも、建設業は未だに「先輩の技術を見て盗む」といった教育や、昔ながらの風習が色濃く残っている業界です。
いわゆる“体育会系”が慣習化してしまっている原因には、会社として人を育てることや、一人ひとり違う個性に向き合うことができていない背景があるかもしれません。
つまり、同じ職人を目指すのでも、教育制度が整っている会社と、そうでない会社とでは入社してからの伸び代や成長速度、待遇に昇給スピードまでが、まるで変わってきてしまうのです。
もしまだ今は漠然と建設業を志している状態なのであれば、簡単に会社を選ぶのではなく、自分自身でしっかり入社先を見定めることがその後のキャリアをつくる第一ステップであることを少しでも意識していただけたら幸いです。
また、地方からも求人応募が届くショウエイ技建では、職人として現場で働けるようになるまでのサポートを充実させています。
入社してから新人はすぐに現場入りをさせるのではなく、軽鉄、軽天、石膏ボードの貼り付けなど、内装工の仕事を一通り学べる研修所を備えています。
これは、最初に技術の基礎をしっかり学ぶことによって、現場に行っても自分が何のために作業をしているのか理解でき、後々の成長スピードが格段に早まるためです。
先輩社員がトレーナーとなり指導をすることで、新人は安心して現場で職人として働けるようになります。
「新人だからまだ早い」と、雑用からなかなか抜け出せない会社もある一方で、ショウエイ技建では、『今チャレンジしても、3年後にチャレンジしても同じ。
それなら新人のうちから沢山経験させるべき』という考えのもと、積極的に技術指導をしながら現場へ立たせています。
教育体制が充実しており、職人として成長できる環境があることはやりがいに大きく左右する要素であり、入社前にも確認しておきたいポイントです。
建設業への就職を志す方必見!職人になるなら知っておきたい業界のコト【6】
■なぜ数ある会社からショウエイ技建で職人を目指すのか
最後に見るポイント、それは給料です。
いま、建設業では、たとえば一人親方として独立して働く形と、会社の社員として働く形のふたつの選択肢があります。
昔は建設業の職人は個人事業主として働くことを好む人が多く、今でもそういった風習が強く残っています。
個人事業主は自分で仕事量を調整できる一方で、2021年現在のコロナ渦を顕著な例として、不況の打撃がそのまま仕事を失うリスクに直結します。
後者は、会社に雇用されているため、きちんとした会社であれば万が一に備えて社員を守れる体制を整えています。
仕事がある代わりに自分で仕事を量を自由に調節することは難しいでしょう。
個々人の価値観に依るところが大きいですが、最近では建設業の職人も社員として安定した環境で働くケースが増えてきています。
さて、弊社ショウエイ技建では全員が社員雇用であり、月給制です。
社員は「月給制」か「日給制」のどちらかを選ぶことができ、有給休暇、ボーナスも受け取れます。(※給料形態を選べるのは一度のみで、20歳までは職場環境に慣れることを優先し月給制としています。)
他にも日々のお茶代や各種手当て、資格取得支援など、社員に還元できる仕組みを整えています。
「なぜここまで仕組みづくりに取り組むのか」。
社長の竹井は言います。
これからの建設業に一人でも多くの技術者を残すことは、会社として取り組まねばならない大切な業務の一つだと考えています。
現在、様々な働き方や職種がある中で、不人気とされている建設業に、若い人々に興味を持ってもらえるかは、現在働いている我々の在り方にあります。
今できることを考え、今までのやり方を変えていくことで、新たに興味を持ってもらい、建設業界で生き生きと働く若者を増やしていきたい。
新卒入社をはじめ、未経験からのご応募を全国から受け付けています。遠方からの応募でも、電話面接の上、社長が直接面談にも伺います。ぜひお気軽にお問い合わせください。