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大工や職人の仕事・収入はどうして不安定なのか?その理由と対策を社長に聞いてみた!

東京都板橋区で内装仕上げ工事(軽鉄工事、ボード貼り工事)を手がけている有限会社ショウエイ技建です。

「人材は宝である」との考えから、弊社は職人を社員として雇い、彼らの成長をサポートしています。

この先、少子高齢化が進むにつれてどんどん働き手が減少していくでしょう。人材が育っていなければ、仕事をすることができません。そうなると、会社の存続が不可能になってしまいます。

その事態を防ぐためにも、弊社は正社員として職人を雇用し、福利厚生や社会保険、さまざまな手当を充実させることで、若い職人にも仕事を頑張ってもらいたいと考えています。

しかし、現状として、建設業界ではこのような取り組みはどちらかというと少数派です。大工や職人は今もなお、大半が仕事や収入が不安定な中での生活を余儀なくされています。

どうして職人の仕事は不安定になってしまうのでしょうか?その理由と、対策を、弊社の社長に聞いてみました。

 

■職人の仕事は天候や景気に左右される。だから不安定になる。

弊社のように、内装工の仕事は雨が降ろうと雪が降ろうと中断したり、休みになったりすることはありません。基本的に内装の職人は天候というものに左右されないものです。

しかし、大工や職人のほとんどは天候に影響を受けるために仕事や収入が不安定になってしまいます。大雨、雷雨、強風などが起きてしまうと大体の職人の仕事はストップするでしょう。

仕事がないということは収入がないということです。こうして彼らの仕事や生活は不安定になっていきます。

天候以外にも、景気によって不安定になるということも挙げられるでしょう。

景気が悪いと新規の依頼も目に見えて減りますし、現場がストップすることもありえます。そうなると、職人や施工会社は仕事がありません。

■不安定な仕事でも、職人を雇った責任を果たすかどうかが大切

仕事が思っていた通りに取れなかったり、予定通り進まなかったり、次の現場まで1ヶ月も期間が空いてしまったり、予定していた仕事がずれてしまったり。

こういった出来事は、実際にはどこの企業でも起こりうることです。この空白ができた際、そこをどう埋めるかは社長の手腕にかかっていると、私は考えています。

仕事がないから職人を休ませるか、赤字を負ってでも職人に給料を払うか。基本的に私は働かせる前提で社員として雇っているので、社員を働かせなかったり、給料を払わなかったり、といったことは考えられません。

それでも、仕事ななくなった際、「不安定な業界だからしょうがない」と言って職人を休ませる経営者がいるのも事実です。

要は、社長自身が、職人を雇った責任を果たすかどうかということではないでしょうか。

もし会社の都合で休ませる場合、やはり会社側は休業補償するべきだと考えています。仕事がない、不安定だから、というのは言い訳としては成立しません。

そうなると業界からどんどん人が離れていく可能性がある。職人なしでは内装の仕事は成立しません。

私が若い頃は、仕事がない時期に職人に金を払う社長は本当に少なかったです。よく言われたのは、「大工が給料が高い理由は仕事が不安定だから。それを蓄えておけ」と。昔は「社長が職人を働かせてやっている」という時代でした。

しかし、そのやり方は現代では通用しないと考えています。

また、不安定になる理由は、社長や職人が次につながらない仕事をしていたりすることも挙げられるでしょう。仕事は一つを終わらせたら全てが終わりではないのです。

若い職人には次につながる仕事のやり方を指導しないといけません。ですので、不安定な中でも仕事をもらえるようにも指導するようにしています。

 

■仕事が不安定な中で、職人はキャリアをどう作っていくべきなのか?

正直な話、職人が1人で働いて稼げる金額には、頭打ちがあります。たとえどれだけ仕事ができる職人だとしても、一人親方では収入に限界があるのです。

それに一人親方の中に、自分で営業をして仕事をとってくる人は意外と多くありません。ほとんどが知り合いの会社から外注という形で仕事を依頼されています。

今はそれでもいいかもしれませんが、少し景気が傾いた場合、最初に切られるのは外注に依存している一人親方です。だからといって、1人で営業して、材料を用意して、生産までやったとしても、どうしても不安定ですし、限界があります。

だから会社というものができていきます。工賃を職人に支払い仕事をやってもらう。仕事をしてくれる職人を増やして組織のピラミッドを作っていけば、組織はどんどん大きくなります。

しかし内装工の仕事はそれでもまだ収入に限界があります。だから、大体の場合が次は材工をやるのです。

材工とは、案件をまるごと受けて施工をすることですが、弊社も職人にはこの仕事をやってもらっています。こうすることで少しだけ、仕事が安定して入るようになってきましたが、それでもまだまだ不安定であることには変わりありません。

仕事ができるようになった職人が考える選択肢としては「一人親方として職人の道を極めるか」もしくは「会社を作り、職人を雇うか」のどちらかではないでしょうか。職人のキャリアと言われると、最終的にはこの2つのどちらかに落ち着くと思います。

確かに、職人を雇って仕事を任せることによって、売り上げは伸びますが、会社を経営する上では仕事量も責任も売上に比例して増加することを知っておかなければいけません。

私の場合は、もっと稼ぎたかったので一人親方からスタートしました。しかし変わらずに不安定だったことから、職人を雇うようになり、それでも不安定だったので材工をやるようになり、ようやく現在に至ります。

社長として職人を雇いたいのであれば、社員が「この会社にいても給料が上がらない」と思われてしまってはアウトです。そうなると確実に職人は残りません。

だからこそ、止まることなく営業を続け、どんどん事業を拡大していかないといけません。「この会社には夢がある」ということを社長が背中で語らないといけないのです。

業界にはいまだに社員を脅して辞めさせないようにする経営者もいます。だけどそんなやり方は間違っていますし、誰も幸せにならないです。

職人を雇い続けるためにも、給料が上がっていくだけのネタを会社が持たないといけません。

これは一人親方にもいえることでしょう。不安定な景気の中でも生き残るためには、自分が仕事を得られるだけの特技を身につけておく必要があるのではないでしょうか。

私は現在、社員が年を取った時のことも考えています。70歳を超えるとさすがに現場仕事は厳しいですが、それでももし、彼らが働きたいのであれば、その環境を用意したいと思っています。

今考えているのは若手職人の指導ですが、何をしてもらうためにしても、お金が必要ですから、もっと会社が大きくならないといけないと思っています。

不安定な仕事だからこそ、歩みを止めることなく進んでいきたいです。

 

■「大工は仕事が不安定だった」という理由から弊社に転職した職人もいます!

弊社の社員の中には、前職の大工が不安定だったから転職をした、という職人も何人かいます。彼に話を聞いてみると、「1ヶ月間仕事がない時期もあった」そうです。それだと確かに長続きはしませんよね。

また、私自身が業界の古いやり方に辟易しているところもあって、職人には叱って教えるということをあまりやらせないようにしています。今の若い職人は萎縮してしまいますから。

それよりも大切なことは、具体的に「こういう理由で、こうだから、こうするといいよ」という説明をすることです。そうすることで若い職人は仕事が理解できますし、次にそれが成功すると楽しくなりますから。

また、弊社は冒頭でも述べたように、福利厚生や手当が充実しています。社会保険の加入は当然のこと、若いうちは貯金もしないといけませんから、2年間は社宅で安く暮らしてもらうことができます。

手当の面で言うと、1ヶ月休まなければ皆勤賞手当を支給しますし、お茶代も1日200円支給します。資格をとれば給料はその分アップしますし、役職がつけば役職手当もつきます。

また、もし仮に仕事が休みになったとしても、弊社は月給を保証するので必ず給料を支払います。

仕事柄どうしても不安定になってしまうからこそ、職人がしっかりと育つ環境をこれからも作っていきたいと思います。

 

いかがでしたでしょうか?

弊社では内装工、ボード工の新入社員を募集しています。

東京で大工からの転職をお考えの方は、ショウエイ技建へ是非ご応募ください。

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